研究事例

自社実績

HOME > 研究事例 > 自社実績

<試験研究の具体例>

目的 対象物質 条件 特徴
抽出

除去

植物・魚介・キノコ類
(ニンニク、牡蠣、霊芝等)
超高圧静水・アルコール

超臨界二酸化炭素

高温高圧水

酵素分解・エキス化

香気成分・不要物の分離

部分分解

藻類
(フコイダン、ユーグレナ等)
超高圧静水・アルコール

超臨界二酸化炭素

酵素分解・エキス化

特定成分・毒物の分離

プロポリス類 超高圧静水・アルコール

超臨界二酸化炭素

高温高圧水・アルコール

酵素分解・エキス化

特定成分の分離

部分分解

ブラジル薬草
(モリンガ、シモン芋、ノニ等)
超高圧静水・アルコール

超臨界二酸化炭素

酵素分解・エキス化

特定成分分離、脱臭

天然物素材、食材
(プラセンタ、燕の巣など)
超高圧静水・アルコール 酵素分解・エキス化
樹脂 超臨界二酸化炭素

高温高圧水

成分分離・除去

不要物除去

無機微粒子、多孔質(エアロゲル等) 超臨界二酸化炭素 不溶物除去、溶媒除去(乾燥)
再生医療用材料 超高圧静水 脱細胞化
有機・無機廃液 超臨界二酸化炭素

超臨界水

有用物の回収

貴金属の回収

殺菌 植物・細菌類 超臨界二酸化炭素 細胞破砕
食品・化粧品・医薬品類 超高圧静水 殺菌
含侵 食品類(漬物、惣菜、果物シロップ漬等) 超高圧静水・オイル 浸透・味馴染み
繊維、多孔質など 超臨界二酸化炭素 染色、導電性付与、浸透
変性 超高圧静水 微細化
美容成分(化粧水、美容液、アルガンオオイル等) 超高圧(素材そのもの) 微細化、物性変性(濡れ性向上等)
食品類(味噌、醤油、パン、ワイン等) 超高圧(素材そのもの) 発酵・熟成
反応 無機基板 超臨界二酸化炭素 表面処理・薄膜コーティング
有機酸・高分子化合物 超臨界二酸化炭素 重合、解重合、各種反応
有機化合物 超臨界二酸化炭素 結晶転移、官能基変換反応
金属化合物、金属錯体 亜・超臨界水 触媒反応、置換反応
廃油 亜・超臨界アルコール バイオディーゼル
分解 樹脂 亜・超臨界水 部分分解
難分解性廃液(PCBモデル試薬等) 超臨界水 分解・無害化
電子機器部品 超臨界水、アルコール 構成部品回収
植物体、藻類(焼酎廃液など) 高温高圧水

亜・超臨界水

部分分解・酸化分解

完全分解

粉末化

粉砕

植物体、有機・無機物 超臨界二酸化炭素 ナノ粒子製造

ボールミル微粉化

洗浄 基板・電子部品 超臨界二酸化炭素

亜・超臨界水

表面洗浄

有機物分解

 

<自社研究の歴史>

  内容
2006年(H18) 3月 「まるごとエキス」装置による100MPa高静水圧の研究開始
各種食材(キノコ類、大豆、牡蠣、野菜果物、肉類等)のエキス化、殺菌、含侵など
2006年(H18) 11月 中国経済産業局の「異分野連携新事業分野開拓計画(新連携事業)」に採択
「まるごとエキスの事業計画」(東洋高圧ら)
2006年(H18) 12月 HPP(High pressure processing)「減塩醤油」について㈱ナリスウイングスB&Hとの共同研究に参画
→2007年8月 特許出願
→2009年4月 ㈱ナリスウイングスB&Hにて「健養醤油」を商品化
2007年(H19) 2月 「まるごとウォーター(有機廃液処理)」装置による亜臨界水の研究開始
2007年(H19) 8月 中国経済産業局の地域資源活用型研究開発事業に採択(広島大学、野村乳業、東洋高圧ら)
「広島発植物乳酸菌醗酵技術を活用した抗ピロリ機能性食品開発」
2008年(H20) 5月 超高圧技術「超高圧エタノール抽出法」の研究開始
特許取得済み(2009年4月)
2008年(H20) 5月 農林水産省の新たな農林水産政策を推進する実用技術開発事業委託研究に採択
「中高圧処理による伝統食品の確信的促成製造技術開発」(食総研、石川県、スギヨら)
2009年(H21) 9月 HPP「ニンニク」の研究開始
特許取得済み(2015年6月)
→㈱東洋サプリにて商品化「ダブル熟成ニンニク(2011年7月)」「健美熟成にんにく(2018年2月)」
2010年(H22) 1月 HPP「プラセンタ」の研究開始
→㈱東洋サプリにて美容ゼリー商品化「PLALA Q」(2010年12月)
2010年(H22) 1月 「まるごとウォーターmini(小型廃液処理)」装置による超臨界水の研究開始
2010年(H22) 2月 中国経済産業省の新事業活動促進支援補助金(農商工)に採択
「青森県産野菜を活用した高含有機能性エキス商品群の製造・販売」(東洋サプリ、柏崎青果ら)
2011年(H23) 1月 HPP「アナツバメの巣」の研究開始
→㈱東洋サプリにて商品化「燕の雫」(2011年11月)、リニューアル「PLALA Q」(2012年7月)
2012年(H24) 5月 経済産業省の地域新成長産業創出促進事業 先端農業産業化システム実証事業に採択
「超高圧殺菌と低温長期熟成技術による生食用魚肉製造販売システムに関する実証事業」
(水産大学校、食総研、東洋高圧ら)
2012年(H24) 6月 北海道中小企業総合支援センターの産学連携等開発支援事業に採択
「規格外地域特産物の抽出技術開発・有効性の研究」(アビサルジャパンら)
2012年(H24) 10月 HPP「コーヒー」の研究開始
→㈱東洋サプリにて商品化「超高圧熟成Ricoコーヒー」(2013年6月)
2013年(H25) 4月 HPP「アルガンオイル」の研究開始
→㈱東洋サプリにて美容オイル商品化「超高圧熟成アルガンオイル」(2010年12月)
→特許出願済み(2024年3月)特開2024-029376
2014年(H26) 5月 「まるごと殺菌」装置による600MPa高静水圧の研究開始
各種食材(食肉、生魚、野菜果物、ジュース等)の非加熱殺菌、軟化、タンパク質変性、変色など
2015年(H27) 10月 新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)のエネルギー・環境新技術先導プログラム
地熱発電次世代技術の開発に採択(日本海洋掘削、テルナイト、東北大学、大阪大学)
「CO2レーザ照射による超臨界水雰囲気高温岩体の掘削システム開発」
2016年(H28) 1月 HPP「馬プラセンタ」の研究開始
→㈱東洋サプリにてエイジングケアローション商品化「PLAROSE」(2018年9月)
2016年(H28) 4月 HPP「食肉(鶏、牛、豚)および甘酒」について広島工業大学との共同研究に参画
2017年(H29) 6月 HPP「超高圧食品、刺身および料理法」について日本料理「喜多丘」北岡三千男氏と共同で研究開始
→㈱東洋サプリにて商品化「超高圧熟成オイル漬シリーズ(あわび、かき、うに)」(2018年2~6月)
2018年(H30) 11月 HPP「魚餌」をマルキユー㈱、㈱東洋サプリと共同で研究開始
→マルキユー㈱にて釣り餌商品化「HPP BAITS」(2021年4月)
2020年(R2) 9月 HPP「卵、マグロ、ゴボウ、リンゴ、緑黄色野菜、藻類など各種食材」の研究開始